海神駅周辺、西海神の史跡、寺院・神社をご案内します。


龍神社
西海神の鎮守で、別名阿須波の神ともいい、海上守護の神です。
この地は昔は漁村であり古代の人が祀ったもので、創立年は不明です。
徳川時代になり大覚院が別当となり、山号を龍王山と称しています。
明治の末年(四十四年の頃)の建立である本殿には多くの彫刻があり、大変立派なものです。祭礼は10月1日です。





吉祥院
真言宗豊山派の寺で、創建は天文十三年三月九日と伝え、栄範法印の開基だといいます。山号を妙見山といい、昔この地にあった妙見社の別当であったようです。本尊は木彫の毘沙門天、近くに別院もあります。土地の人は、吉祥院を西の寺、大覚院を東の寺と呼んでいます。
(写真は吉祥院別院)






海神公民館
船橋市の設置計画最後の公民館として平成12年5月会館。風致に配慮した設計で、図書室もでき市内図書館とのオンライン化も図られ、取り寄せ・返却もでき便利になりました。








飛ノ台史跡公園博物館
平成12年、海神中学校に隣接してできました。博物館と史跡公園があり、めずらしい縄文時代早期の合葬されている人骨や炉穴が発見されました。








入日神社
日本武尊がこの地に上陸されたことから、郷土守護・五穀豊穣・豊漁の神として建立されたそうです。天照大神と日本武尊を祀り、船橋大神宮意富比神社の元宮と言い伝えられています。








念仏堂
開基は不明ですが、墓地に明暦三年(一六五七)の墓もあることから創建年代はかなり古いと考えられています。元禄年間には江戸神田の、高麗屋作治右衛門という者が観音堂の寄進をし、また、芝増上寺住持となった祐天上人の教化によって浄土宗の寺院の形を整えたものといわれています。しかし、その後は信者が集って念仏を唱える堂となり現在に至っています。鎌倉時代初期の作と見られる市指定文化財(有形・彫刻)の木造阿弥陀如来立像が安置され、また市内最古の道標(元禄7年銘)があります。





地蔵院
天正3年(1575)僧長蓮、法印勝誉の創建と言われ、明治期には海神小学校の前身である寺子屋であったそうです。本尊は、勝軍地蔵菩薩です。








太刀洗川跡
江戸時代の葛飾記という書物によれば源、ここで太刀を洗ったことからこの名がつきました。
鎌倉幕府に従わなかった神主が敗れて自害し、その血を洗ったために血洗川ともよばれる。
今は、住宅街の小道になっています。







山野浅間神社
隣村、山野町にある富士山の浅間神社を祭った神社 。
参道の石段を登って振り返ると昭和30年代までは海を見渡すことができたそうです。
祭礼は7月1日です。







次郎太郎の池跡
山野浅間神社の御手洗の池のこと。
昔、人々は子供が生まれると、ここの水でおかゆを作り、子供が無事に成長することを祈ったそうです。 今は石碑が残るのみです。